あきあるの投資備忘録

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(6390)加藤製作所購入

購入

(6390)加藤製作所

東証プライム市場上場の建設用機械製造企業

株価1240円PER7.3倍PBR0.3倍配当利回り3.23%(年間40円)

東証プライム市場でPBR1倍割れ銘柄に対する東証からの改善要望もあり、2024年もPBR1倍割れ銘柄への注目が高まると思われますが、(6390)加藤製作所に関しては半強制的に対策を打たざるを得ない状況であり、2024年にそれが出るかはわかりませんが、いずれ増配と自社株買いで最低2割程度株が上がることがほぼ約束されている銘柄と妄想して購入しました。

業績は中国の建機需要が厳しく、回復途上ですが、通期の経常利益予想9.0億円、純利益予想20.0億円予想に対して、上期の経常利益が16.0億円、純利益が25.2億円と超過達成しており、2月の決算での上方修正がほぼ見えています。また、決算説明会動画のなかで増配をにおわせており、増配も期待できると思います。

(6390)加藤製作所はPBR1倍割れ以前の問題として、東証プライム市場の上場維持基準を満たしていません。6月29日の適時開示によれば、流通時価総額が上場維持基準が100億円にたいして、80億円しかなく、2027年3月末までに改善する計画を立てています。東証プライム市場の経過期間は2025年3月末まで、それから1年間の改善期間となり、上場維持基準を満たしていなけば2026年3月末から監理ポストにはいり、その後6カ月で上場廃止となります。会社側の2027年3月末まででは、間に合わないため、2024年3月か2025年3月か2026年3月のどこかのタイミングで配当や自社株等の株主還元が行われるはずです。2026年3月で失敗した時のリスクが高すぎるため、経営陣の判断として2024年3月末か2025年3月末に向けて大幅な株主還元がある可能性はと高いと妄想しています。

コロナ前の2019年3月期の配当は95円であり、当時の純利益は30.3億円。特別利益があるにせよ2024年3月期上期の純利益は25.2億円で、配当を大幅に引き上げる余力はあると思い購入しました。

 

一部売却

(1807)佐藤渡

(6390)加藤製作所を購入するために一部売却しました。