購入
(8511)日本証券金融 5月7日決算発表予定
株等の貸借取引業務を行う企業
1585円で購入。PER16.5倍、PBR0.94倍、配当利回り2.96%
4月30日15時に決算速報値を発表。2月5日の上方修正を数字をやや上回る数字ですが、2024年1-3月は利益が前四半期から落ち込む形(下図を参照)となっており、PTS1602.1円(-0.9円)と反応していません。
2023年1-3月と同様に保有有価証券損を出すものと推察されますが、4月1日に発表されている「貸借取引貸付金・貸借有価証券等の平均残高のお知らせ」を見る限り、日本の株式市場の活況を背景に、(8511)日本証券金融を取り巻く環境は相当良さそうです。
5月7日の決算発表で今期予想を控えめに出してコケる可能性もありますが、2023年11月6日に(8511)日本証券金融は2025年3月期と2026年3月期は配当方針を配当性向50%目安から70%目安に引き上げることを発表しており、増配を妄想して購入しました。
リスクは、先ほど述べたよう業績予想を控えめに出すことと、保有有価証券の内訳が株ではなく圧倒的に日本の債券であり、日本の金利上昇による保有債券の損失発生リスクが大いにあることです。
一部売却
(8604)野村ホールディングス
30日の動きを見ると(8604)野村HD売りの(8601)大和証券G買いが起こっている感じを受けました。PBRは(8601)大和証券Gのほうが割高なものの、実績配当利回りで1%以上の差があり、それも当然かなとの印象です。
いずれ配当政策を改善しPBR1倍を回復させてくれると信じて全部ではなく半分弱残して利益確定をして、(8511)日本証券金融に資金をシフトしました。