購入
(6223)西部技研
デシカント除湿器世界大手
1385円で購入。PER7.8倍、PBR1.06倍、配当利回り5.05%
2023年10月3日に上場。公開価格2600円に対して初値2687円、上場来高値10月6日3230円、上場来安値2024年5月17日1315円。
EV電池製造工場で主に使われるデシカント除湿器の世界大手だが、中国の景気後退による投資案件縮小の影響を受けて、5月15日に発表した2024年12月期第1四半期決算は売上高57.7億円(前年同四半期比-7.0%)、営業利益4.8億円(同-56.3%)、経常利益5.9億円(同-46.5%)、純利益4.8億円(同-44.1%)と大幅な減益となりました。通期の営業利益の進捗率は11%弱で業績未達懸念が高まり16日は一時ストップ安。17日は上場来安値1315円を付けました。
決算説明会資料を信じるのであれば、2024年12月期第1四半期決算は想定内の結果とのことで、下方修正をしないのであれば配当性向40%で配当利回り5%越えの水準は売られ過ぎと判断しました。
中国の製造業PMIが50を超えてきたことと、4月以降で5件13.9億円の受注に成功していることがIRで出ています。(7267)ホンダのEV10兆円投資も直接関係あるかどうかは分かりませんが、関連銘柄として注目が集まる可能性もあると思います。日経平均が4万円程度まで回復した後は売られ過ぎた小型株に少し資金が回ってくると考え、昨年IPO銘柄の(6223)西部技研を購入しました。