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5月15日15時に2024年3月期の決算発表をしました。2024年3月期の業績は売上収益370.1億円(前年同期比+84.9%)、営業利益75.6億円(同+32.0%)、経常利益74.2億円(同+31.4%)、純利益45.0億円(同15.1%)。また、2025年3月期の業績予想は売上収益450.0億円(前年同期比+21.6%)、営業利益130.0億円(同+71.9%)、経常利益128.1億円(同+72.5%)、純利益87.9億円(同+95.4%)と発表しています。
見た目は良く見えますが、のれんの減損損失や貸倒引当金が発生しており、2024年1-3月は赤字転落で会社予想を大きく下回る着地。2024年3月期が下振れために2025年3月期の増益率が高くなるという仕組みです。
もともとの中期経営計画の最終年度の2025年3月期の目標は売上収益780億円、営業利益200億円であり、成長はするものの株主の期待には応えていません。株価対策として自社株買いを47.4億円しますが、それよりも特別配当がなくなるために2025年3月期の配当は14.5円で4.2円の減配予定であり、自社株買いに充てる資金の一部を配当の原資にして増配をしたほうが株主は喜ぶと思います。
以前に何度も売買したことのある銘柄であり応援している銘柄なので、会社は成長しているのに株価が下がり続けているのは株主との間になにか齟齬があるというのに早く気づいてほしいです。
PTSは1136円(-64円)ですが、2020年9月の6390円から5分の1以下に下がっているので下げシロはすくないと妄想しています。