あきあるの投資備忘録

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(4432)ウイングアーク1STを売却し、(8698)マネックスグループを購入

(4432)ウイングアーク1STより、(8698)マネックスグループを総合的に評価しPFを入れ替えました。

ウイングアーク1STはインボイス関連銘柄であり持っておいても良い銘柄だと思いますが、10月12日発表された2023年6-8月の業績が前四半期である2023年3-5月に比べて減収減益であること鑑みれば、仮想通貨であるビットコインが500万円を超えた今、優先順位はウイングアーク1STより、仮想通貨取引所であるコインチェックの親会社であるマネックスグループが高いと評価し、ウイングアーク1STの残りを利益確定し、マネックスグループを購入。

ウイングアーク1STは1月の第3四半期の決算で上方修正が期待できると考えているので、1月までに再度購入のタイミングを探ります。

 

マネックスグループは、ネット証券のマネックス証券仮想通貨取引所であるコインチェックを運営するコインチェックなどの親会社。ネット証券は9月30日にSBI証券、10月1日に楽天証券が株式手数料無料化を実施したことで、業界再編機運が高まっているなかで、マネックス証券は10月4日に、2024年1月4日をもってNTTドコモ連結子会社となることを選び生き残りを図る方針です。

1月4日以降(8698)マネックスグループに継続的に入る利益は、マネックス証券の利益の100%から50.95%に減る代わりに、マネックス証券NTTドコモの傘下に入ることで、(8473)SBIと(4755)楽天という巨大企業グループに対抗する手段を手にいれます。

マネックスグループは今回の資本業務提携が成立すれば、182億円の株式売却利益と、金額は精査中であるが持分法の適応による株式評価益が計上される予定としています。また、資本業務提携が成立が成立すれば1株配当を現在の年間15円から、配当性向50%以上で最低年間30円に変更するとしており、10月25日の終値661円で計算した年間配当利回りは最低4.5%となります。(2023年9月末7.5円、2024年3月末22.5円がメインシナリオ)

10月4日の材料を受けて10月5日(8698)マネックスグループの株価はストップ高(100円高)の659円であったことを考えれば、NTTドコモとの資本業務提携の材料に加えて、ビットコインが500万円を超えるという新しい材料がでている今、660円前後の(8698)マネックスグループの株価は、ウイングアーク1STの株価より期待できると判断しました。

ビットコインの上昇は米国でビットコインETFの承認が近いとの観測からですが、それ以外にもイスラエル問題によって、再度ビットコインが世界共通通貨として評価されているかもしれないと妄想しています。