あきあるの投資備忘録

投資は自己責任でお願いします。

中堅証券会社7社

(8622)水戸証券 PBR0.64倍 前期配当利回り5.66%

2023年1月20日に配当方針をそれまでの配当性向50%という条件に加え、2025年3月期までの配当の下限を20円に設定し、株価は大幅高となりました。

 

(8613)丸三証券 PBR1.28倍 前期配当利回り6.12%

2023年9月15日に配当方針をそれまでの配当性向50%以上に加え、特別配当(2026年3月期までは半期15円、2027年3月期半期10円、2028年3月期半期5円)を実施することを決定し株価は大幅高となりました。

 

(8706)極東証券 PBR0.91倍 前期配当利回り7.31%

2024年3月13日に配当方針をそれまでの配当性向50%かDOE2%のどちらか高いほうから、配当性向70%かDOE2%のどちから高い方に変更し、株価は大幅高となりました。

 

(8708)アイザワ証券グループ PBR1.25倍 前期配当利回り2.15%※

2024年4月26日に配当方針をそれまでの配当性向50%かDOE2%のどちらか高いほうに加えて、特別配当(2028年3月期まで半期35円)を実施することを決定し、大幅高となりました。※特別配当は今期から実施

 

(8707)岩井コスモホールディングス PBR0.73倍 前期配当利回り5.97%

配当方針は配当性向50%以上と2025年3月期まで年間配当の下限40円(下限はほぼ意味なし)ながら、高い収益性から高い配当利回りを保っています。

 

(8614)東洋証券 PBR0.87% 前期配当利回り2.39%

配当方針は配当性向60%以上と高いものの、低い収益性から低い配当利回りしか出せておらず、株主提案で36円の配当を提案されるものの反対した結果、6月26日に当時の社長が株主総会での再任が見込めないとして退任する事件が起きました。

 

(8624)いちよし証券 PBR0.82% 前期配当利回4.84%

配当方針は配当性向50%か半期DOE2%の高いほう。配当は半期DOE2%で半期17円配当を実施ており、配当利回りも4%後半あり低くはないものの、中堅証券会社のなかでは低い水準にあたり、いずれ株主から改善を求められられると妄想しています。

 

9月6日に(8624)いちよし証券を購入したのは、配当方針の変更が見込めると妄想しているからです。(8708)アイザワ証券グループが4月26日に特別配当の実施を発表したため、対面中堅証券会社のなかで配当利回りが実質6位であり、7位の(8614)東洋証券は株主提案で36円の配当を提案されるものの反対した結果、6月26日に当時の社長が株主総会での再任が見込めないとして退任する事件が起きました。

(8624)いちよし証券には安定的な大株主がいないため、(8614)東洋証券がもし大幅増配を実施し、売り抜けたアクティビスト(ものをいう株主)が狙うのは(8624)いちよし証券だと妄想しています。

(8614)東洋証券はもともとの配当が少ないため資金を大きく入れる気が起こらず、(8624)いちよし証券は配当方針でDOEを導入しているため、相場が大きく崩れても安定的な配当が期待できると考えて、9月6日に(8624)いちよし証券を購入しました。